でんきくらげ作 [2020/8/27]

食べものがあるということの続編。

今まで、できて当たり前と思っていたことが、コロナ禍で、できなくなった。 旅行や会食なども、不安があり、行けない状態である。 今まで何も思わず過ごしていたことが、今になって、いかに有難いことであったか、 思い知らされている。

鋼琴老師に会った時、 コロナ禍で美容院にしばらく行っていなかったので櫛も通りにくくなった云々という話をされていて、 直毛の話になり、 直毛じゃない人は、手入れが大変だということを知った。
自分は直毛なので何も手入れせず、洗うだけ。 もともと美容院は苦手だったが、 コロナ不安のため、これ幸いと、ご無沙汰中。 直毛の楽さについて今まで何とも思っていなかったが、 今初めて、直毛であることが、いかに経済的かつ手間いらずであるか、 その有難みを知った。

また、書展で、書道老師にお話を伺うことができ、 病気のあとに再び筆を持って書けるようになられたとき、 字が書ける喜びを知られたとのことで、 それを知り、私は、はっとした。 字を書くということは、意識せずに、当然のこととして、ただ書いていた自分。

今まで当たり前のこととして、 さらっと、ぼけっと、暮らしてきた自分だが、 改めて、 「ありがたい」「ありがたい」と唱えつつ、いきたいと思えたざんす。

おこじょさん心の声：いつのまにか、 でんきくらげ日記になってるざんすよ。