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でんきくらげの人間観察 おもしろいひと発見 |
でんきくらげ作 [2021/5/12]
公共汽車（バス）停を通りかかると、
高齢女性が時刻表を見ておられた。
乳母車（ベビーカー）に手をかけておられたので、
何気なく乳母車（ベビーカー）を見ると、
乗っているのは、お人形さんだった。
そして、
御本人だけでなく、そのお人形さんも口覆（マスク）をされていた。
乳母車（ベビーカー）にお人形さんを乗せてられるだけでも微笑ましいのに、
口覆（マスク）までつけてあげて、
その優しい気遣いに心がなごんだ。
新型肺炎病毒（コロナ）禍が1年数か月続き、
心もかなり疲れている今日この頃だが、
何だか気持ちが暖かくなった。
以前(2019/1/24
でんきくらげの人間観察 おもしろいひと発見)、
同じような人を見たのを思い出した。
同じかたなのかどうかは不明だが、
なごやかな光景に、心が温かくなったざんす。
もしかすると認知症か何かで、本当の子どもと思っておられるのかもしれないけれど、
それでもこういう行動はいいなと感じたざんす。
大人も、てれくさがらずに人形を可愛がりながら道を歩けるという自由はいいな、と。
こちらの心まで温めてもらい、
ひとは知らず知らずのうちに、
誰か他の人のためになっていることもあるということを改めて感じたざんす。
おこじょさん心の声：いつのまにかでんきくらげ日記になってるざんすよ。