でんきくらげ作 [2019/2/6]

ロームシアターの南西のあたりの道を西に向かって歩いていると、 向こうから、柴犬（多分）と人間（多分同年配）女性が、互いにひもでつながれつつ散歩してこられた。
犬に見とれて歩いていくと、 人間女性が話しかけてこられ、「私もこの近所のものですけど、 あんな雲、見たことないです」と、 東山の方を指さされた。 振り返って東山を見ると、たしかに、雲が、山々の中腹より下まで立ちこめていて、 水墨画のようだった。
「うわ、ほんと、きれいですね」と答え、 ふたり（＆一匹）で、しばし見とれた。
別れ際「あ、すみませんでした」と言って微笑まれたので、 こちらも、「可愛いわんちゃんですね」と、犬さんにも挨拶。

話かけられたときは、ちょっとどきっとしたでんきくらげなれど、 なんだか心が温かくなったざんす。

日々の散歩でも、雲に感動したりして、しかも、 見知らぬ人に感動を分かち合おうと話しかけ、 勇気のある楽しい人だと思ったざんす。

おかげさんで心温まったざんす。
おこじょさん心の声：いつのまにか、でんきくらげ日記になってるざんすよ。