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下がる要求水準、上がる年齢 |
でんきくらげ作 [2015/10/11]
長年、長期に亘る旅行は無理だったが、
退職後は、ヒマラヤ5000m峰（e.g. ゴーキョのピーク、20日間位）へ行けるぞと思っていた。
ところがどっこい、途端に介護や自身の不調がやってきて、結局行けなくなってしまった。
今となっては、5000mどころか、100mの双ヶ岡が精一杯。
でも、まぁ、それだけでも、歩けるだけ、まだまし、と思う日々である。
目も、いったんかなり見えない状態になったのが、手術でまたある程度まで見えるようになったので、
これだけ見えることが実に有難く、
日々「目さん、ありがとう」という気持ちである。
長年の憧れというべき、ゆっくりお茶や朝の連続ドラマを楽しむことができる、というのも有難し。
ということで、
人生に対する要求水準は大幅に下落。
トイレにも楽々行けるし、自立した生活が送れているので、まぁ、いいか、というところである。
要求水準が下がるのは、善いことなのか悪いことなのか、わからないけれど。
善悪では判断できないのが人生哉。