でんきくらげ作

親知らず抜歯　その暗

2009/12/1　親知らず抜歯　
親知らず抜歯が大変なことだとは考えてもいず、下調べ不十分なまま簡単に抜歯に行った自分にも非はあると言えるかもしれない。だが、抜歯は初めてなのでこわいです、と抜くときにも強調したのに、あまり説明もなかった。まっすぐはえていたためか抜歯は簡単だった。出血もほとんどなし。痛み止めもいらないくらいだったが、一度だけ飲んだ。
抜歯予約の電話のとき、翌日は仕事に行ってもよいか尋ねたら、デスクワークならいいです、とのことだったので、翌日は、医者のあと仕事に行った。だんだん全身がしんどくなり、３時頃早退。その翌日も出勤。午後早退。その翌日は平常出勤。その翌日は土曜日。朝、少し昨日より悪くなった気がしたので、医院に電話。まだ４日目なので痛くて当然です、来なくてよい、気になるなら月曜に元の歯医者に行くように言われた。そういわれればそうかと思い、美容院へ。夕方起きていられないくらい痛み出した。保冷剤で冷やし冷やし寝込んでいた。翌日日曜もまたしかり。月曜の朝に歯医者に行き、抗生物質を歯に詰めてもらった。その後出勤。薬は数時間後に取れてしまったようだ。翌朝全然良くなっていなかったので再度歯医者。それの繰り返しをしたのち、木曜朝は薬が効いていて出勤できそうなので行った。数時間後だんだん痛くなり早退。帰宅途上で耐えれらないくらい痛み出した。救急車を呼ぼうかと思ったが、とりあえずタクシーに乗り歯医者へ。急患手配してもらって大きい病院へ行った。そこで検査をしてもらい、抗生物質の点滴と痛み止めによる治療をしばらく受けることになった。その頃、某さんが、年いってから親知らず抜くのは危ない、と言っているというのを聞いた。それを聞いたこともあり、もうだめかもしれない、と思えてきた。全身しんどい状況は続いていたが、その数日後、しびれ、吐き気、動悸などが現われた。気になるなら内科で相談して下さい、とのことなので、相談に行こうとしたが、受付た看護士さんに精神的なものだろうと言われた。後から思うに、夜は眠れますか、と質問されたとき、はい、と答えたのが、精神的と判定された基準かもしれない、と思った。本当に内科の病気なら夜も症状が出るはずである。その後、だんだん痛み止めなしでも暮せるようになってきた。だが、12/22に山中湖へ行ったときも、すらすら歩けなかった。後日、別の某さんに聞いたところによると、痛み止めを飲むと肝機能が弱るらしい。薬はなるべく飲まない方がよいよ、とのこと。とにかく本調子に戻るまで、一ヵ月半。しかし、治ってよかった。

教訓：

• 親知らず抜歯後数日は安静にしたほうがよい（私は1本しかなかったのでもう抜くことはないが）
• 歯科==>口腔外科==>歯科、と紹介紹介が重なったときは、経過や薬を飲んでいるかどうかなどが伝わっていないようなので、自分からくどいくらい説明したほうがよい
• 少しでもおかしいと感じたときは、電話ではなく直接おしかけるほうがよい
• 痛み止めはなるべく飲まないほうがよい

親知らず抜歯　その明

2010/1/29　歯の定期健診でほめられた。わ〜い、わ〜い。
歯茎が赤かったのも治ったし、歯茎から血が出るのも治ったし、歯と歯の間の磨き残しもなくなったし、こんなにきれいになったのは何か生活習慣を変えられましたか、と問われ、考えてみた。そうだ、親知らず抜歯後、気をつけるようになったのだ：

• 毎食直後と寝る前（半身浴のとき）、必ず歯を磨くようにした。
• 間食をやめた。（甘いものが食べたいときは食後に）

• 夜の歯磨き後は、ジュースや果物も止め、白湯かお茶を飲んでいる（１００％ジュースも虫歯になるとのこと）

抜歯後は感染症になって大変だったが、それを機会に生活習慣が改まったのだ。それに、親知らずがはえていたときは、そこに汚れがたまり、その横の歯が常に汚い状態であったらしいが、親知らずがなくなり、汚れがたまらなくなったので、口の中全体がきれいになったらしい。

結論：

いろいろな面で成長できた。例えば、娘に言われて「すぱっ」と頭を切り替える努力ができるようになった。それに伴い、他のあらゆる局面で、すんだことは仕方ない、「すぱっ」と頭を切り替えて、失敗は今後に生かす、という心の持ち方ができるようになった。また、努力すれば生活習慣は改まる、という自信がついた。つまり、いくつになっても成長できる、ということが身をもって証明できた。

ホームへ