爺ヶ岳・鹿島槍 2005年9月17-19日

モミジ坂登山口ー柏原新道ー種池山荘(2450m)泊ー爺ヶ岳南峰ー爺ヶ岳中峰(2669.8m)ー冷乗越−冷池山荘ー布引山(2683m)ー鹿島槍ヶ岳南峰(2889.1m)ー鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)ー鹿島槍ヶ岳南峰ー布引山ー冷池(つべたいけ)山荘(2420m)泊ー種池山荘ー柏原新道ーモミジ谷登山口ー扇沢

数日前からの超巨大ストレスに潰れそうだったため、歩き始めの最初のピッチはかなりしんどかった。でもでも、もう少し行って、蓮華や針の木が見えてきた頃には気分がぱっと明るくなってきて・・・・・・。やはり、やはり、山のパワーはすごい。種池山荘へ着いた頃はとても気分よくなった。(種池山荘も冷池山荘も改築されたばかりでとてもきれいだった。ただ連休だったので超満員。でも昔、雲の平山荘で1畳に3人寝たことを思えばまだましだった。それに昔と違って食事がすごく良かった。お弁当もちらし寿司だった。)
そして、翌日はばっちりの展望で、八ヶ岳連峰、富士山(遠いから薄いのね)、南アルプス、しばらく歩いていくと、剣・立山、またまた行くと、槍・穂も見え、懐かしの薬師も見え、風はさわやかで稜線では、寒いくらいに涼しく、気持ちよくて、空気もきれい、空もきれい、自分でも不思議なくらい、家にいたときの鬱屈が信じられないくらいすっきり消えてなくなった。ほんと素晴らしかった。
そしてその夜は十五夜お月さん。仲秋の名月。初め雲に隠れていたのだけど、だんだん頭が現われてきそうになってきたら、皆で「がんばれ、がんばれ」って月を応援して、そして全体が現われたら「うわ!出た出た」。手をぱんぱんとたたいて拝んだ人がいたのだけど、私は思わず拍手。そしたら、他の人たちもぱちぱち拍手喝さい。とてもきれいな月だった。感動するくらい。
翌日は小雨のため、来た道を引き返す。稜線は風が強く飛ばされそうだったが、気持ちよくて、いつまでも永遠に歩いていたいくらい爽快だった。ブロッケン2回、虹一回。

種池山荘(左)と剣立山 爺ヶ岳 南峰 槍穂、蓮華方面をバックに
爺ヶ岳 中峰 鹿島槍を望む 蓮華・針ノ木を望む
剣立山を望む 鹿島槍 南峰 鹿島槍 北峰
 
布引山から鹿島槍を望む(帰りはガス)    

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