でんきくらげ作     [2012/9/30]

半ボケ老人の介護の大変さは、体験した人でないとわからない、と聞いていたが、 まさにそのとおりだと実感。 恐ろしい一ヶ月だった（まだ終わりではないが）。 心身くたくたに疲れた。
半ボケとはいえ、 肉親も含め誰かが来ているときは、 少し頭がしゃきっとなるので、本当の「ぶざまな《姿や、 その世話の大変さは、誰にもわかってもらえなく、 それも辛かった（まだ終わりではないが）。

たしかに、 このようにボケていくことで、本人も、死の上安から逃れられるのかも しれないし、 家族も、死別の際の悲しさから逃れられるのかもしれないし、 このように、ボケるということは、自然の成り行きなのかもしれない。 ただ、 介護の日々のすさまじさは言語を絶するものがあり、 しかも、あと何年、何十年続くのかわからないという 恐ろしさもあり、耐えがたいものがある。

しかるに、たとえ、本当の大変さは、わかってもらえないにしても、 近しいおこじょさん、くらげさんたち、遠きくらげさん、おこじょさんたち（かのくらげさんなどなども含め）、 関係ないくらげさんたち （その他もろもろのくらげさん、おこじょさん、おうまさん、うささん、等々たち） の気づかいや、手助けは、げに、ありがたし。
(K心の声：途中から「でんきくらげ日記《になってるぜ。）

[しばし預かってもらえることになり、しばしの休息中。]

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