セザンヌの絵によく描かれているサント・ヴィクトワール山に登るのが目的で行ったのだが、 事情により、登るまでに帰国することになってしまった。

パリに住んでいるならまだしも、京都から「２泊３日マルセイユの旅」とは、 これ如何に。
「２泊３日ソウルの旅」程度なら、まだしも・・・。 （その昔、「１泊２日プサンの旅」をしていた人もいたことだし。）

しかも、実質「２泊１日マルセイユの旅」・・・・・・とほほのほ。
伊丹まででも約２時間かかり、そこでやっと、片道所要時間の１２分の１なの。 　　　　　

ミメ村から登り始めたころ、風見鶏の向こう、山の岩岩がきれい。	少し上までくると、ギザギザ山が見えてきた。あれがサント・ヴィクトワール山とのこと	同じく、左後方には冠雪の山が見える（写真ではわからないが）。 中央右に原子力発電所が見える。フランスには原発がいっぱいあるらしい。
もう少し上ったところからの眺め。	エニシダ系などのハーブの花などがきれいに咲いている	同じくきれいな花々。向こうにマルセイユの海も見えてきた。
上までくると、サント・ヴィクトワール山がますますきれいに見える。	もう少し行った、テレビ塔のあるところから見たマルセイユの街や地中海	同じく、登頂写真（登頂というほどはないが、一応）
同じく、山頂から見たサントヴィクトワール山。	カナイユ岬からの眺め	同じく、海もとてもきれい
カシの町にて、とてもきれいなユダの木の花々。青空に映えている	同じく、カシにて。海辺の風景」	同じく、活気あふれている。家々の屋根の色もきれい
同じく、広場の木々も面白い	同じく、町の小路のたたずまいも趣がある	同じく、太陽のデザインの面白い看板
同じく、花々もきれい。	同じく、窓際に猫ちゃん発見	同じ猫ちゃんを拡大（トリミング）
同じく、岸辺の観光客や小舟など。	同じく	同じく、向こうの丘の形も面白い
[kさん撮影] グランピュエシュの頭への登り口の道標。	[kさん撮影] グランピュエシュの頭への中腹に咲く可憐な水仙。小さいよ（高さ１５ｃｍ位）	[kさん撮影] グランピュエシュの頭からの下り

成田ーパリ行きのエールフランスには たくさん素敵なフランス人男性が乗っておられた。 すらっとして美形。 特に１０代の男子たちがほれぼれするほど美しくて、見とれてしまった。 バックミュージックもおしゃれ。乗務員の人たちも、軽い感じで、楽しげに働いてられた。

一方、アムステルダムー大阪行きのオランダ航空には 大阪のおばちゃんの集団（ツアーがいくつも）や、 ニューカレドニアへの乗り継ぎに関空を利用している カレドニアの人たちが結構のってられるようだった。

その他、日本へ入国する人たちもおられたようで、 乗務員の人が、入国手続きの用紙を配るとき、 「あなたの場合、これら全部を記入しなくてはならないですね、 大変ですね。お気の毒ですけど、でも、 different people, different culture, but nice people」 と言ってられたのが印象的だった。 日本の国は、相変わらず、やたらと必要書類が多いみたい。

関空へ着くと、毎度のことながら、 不思議とほっとするのはなぜ。 今回は、安全なところ（フランスやアムステルダム空港）からの 帰国なのに、それでも。
（ただ、マルセイユは、最近治安が悪くなってきたらしくて、 夜に街を歩かないように、とのことだった。）

関空に着くと、 いたれりつくせりのアナウンスや掲示案内もだが、 こじんまりと整って こざっぱり、こぎれいな雰囲気に、ほっとする。 秩序正しく、礼儀正しく、安心できる、日本の国。 争わず譲り合う雰囲気。 清潔で、きちっとして、清浄な雰囲気。 麻薬探知犬もいっぱい働いていた。 くんくん臭いを嗅ぎにきていた。ご苦労様〜。 犬も人も、まじめな働きぶり。 私がゴミを捨てようときょろきょろゴミ箱を探していると、 警備員のような人が、ささっと来て、「お捨てしておきましょうか」と 捨てに行ってくれた。

一方、 パリのシャルルドゴール空港では、 トイレに行ったら掃除中で、掃除の人に 「いま掃除中だから、向こうのトイレ使ってちょうだい。 （もちろんフランス語なので、だいたいの意味しかわからないが）」と つっけんどんに追い払われた。 こういう場合、日本では、掃除中でも、「どうぞどうぞ使って下さい」って 感じなのに。

成田空港の御土産さんには、 トトロのグッズも売っていた。 思わず買ってしまいそうになった。
Ｋ心の声：まだこれからフランスまで行くのに、ここで御土産買ってどうするねん。

アムステルダム空港の御土産屋さんには ミッフィーちゃんグッズもいろいろあった。 これは、買って帰った。 （ハプニングがあって、結局、オランダ経由になったけど、 ミッフィーが買えたので嬉しいよん。） 何年か前キリマンジャロの帰りに来たときには、 こういう店はなかったような気がする。

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